縦フォーマットの教育用映像制作の可能性について

映像を使った教育は、様々な場面で導入されています。企業の新人教育、学校や予備校での教育、eラーニングなど、人材教育の為の映像制作の重要性は、世間に幅広く認知されているといえます。特に、デジタルネイチャーと呼ばれる若者たちは、動画を使っての教育に幼い頃から慣れ親しんでいます。しかし、現在の動画コンテンツは、若者をターゲットにした場合、必ずしも適切なフォーマットを採用しているとはいえません。

現状、出来上がったコンテンツのほとんどが従来の16:9アスペクト比を採用しています。もちろん、テレビやパソコンを使った視聴に関しては、画面のアスペクト比に合わせた横型の動画が適切といえるでしょう。しかし、スマートフォンでの視聴を考慮にいれれば、縦フォーマット、つまり9:16アスペクト比の動画を導入することで、教育用動画は若者にもっと受け入れやすいものになるのではないでしょうか。

若者のスマートフォンでの動画視聴習慣を観察してみると、縦フォーマットの動画の数は非常に増えてきています。SNSでは、わざわざスマートフォンを横向きに持ち変える必要のない縦型の動画が流行しています。

また、従来、縦向きにものを手に持つ行為は、人間にとってとても自然です。本やA4の書類をみても、そのほとんどが縦フォーマットであり、それらは多くの人に馴染み深いのではないでしょうか。

今後、若者をターゲットとした動画を制作する場合、スマートフォンでの視聴を考慮した、縦フォーマットを導入することで、より効果的な教育につながる可能性があるといえます。